わりと人の誕生日を覚えている。

やっぱり自分の誕生日を覚えていてほしいと思うから、人の誕生日も覚えているのだろうね。

なので、仲のよい友達の誕生日には必ずメールしたり、なかには今でもバースディカードを送る幼なじみの友人もいる。
今年の誕生日は、仲のよい友達たち、そろって一日遅れてメールがきた。当日の夜9時過ぎにも1人メールきたけど、誕生日のお祝いをしてくれる幹事さん。
仲のよい友人たちが毎年恒例になって、その月の誕生日の人を祝う(口実)の飲み会を開催しているのだが、いつのころからか幹事持ち回り制で、祝ってもらった人が次の幹事ということになっている。
祝ってもらうのはうれしいけれど、こう制度化されてしまうとなんとなくアリガタミ半減というか…。
そんなこと考えていたら、23時過ぎに思いもしない人からメールが。
彼女は3月まで一緒の職場だった人で、業務上の連絡のためにケータイのメールアドレスを交換していたが、今まで業務以外の用件のメールはしたことがなかった。職場内のメールもしてて、ちょうど当日にもメールがきていたけど、まさか誕生日のことなど知るはずもなく。だけど、思い出してくれたのか、「遅くなってしまったけど当日にと思ってメールしました!」と書かれていてすごくうれしかった。
今の職場がいまいちなのも、こうした仲間に恵まれていないせいだとも思ったりして(隣の主任さんは当日、私が誕生日なのを知って、勤務時間中に和菓子を買いに行ってくれたけど…)。
そんなに親しくない人からでも、やっぱり誕生日を祝ってもらうのはうれしいものなのだと改めて思った。
と、今の職場の人たちの誕生日を調べてみたら、係長が私の一日前が誕生日だと気がついてしまった。すでに過ぎていた。