次のお客様のために少ない方からお使い下さい。

そうめったにスーパーマーケットでトイレに行くことないのだけど、ふと立ち寄ったトイレで。
トイレットペーパーが4つも設置されていて、どれ使ってもよいのだろうけど、4ついっぺんになくなってしまうこともありうるワケで、そんな不測な事態を避けるべく貼られた注意書き。
はじめは、「あぁ、世の中はこうゆう思いやりをもって日々生きるべきなのだね。」と感心して、普段の出先のトイレでも、トイレットペーパーが複数設置されている場合は、なるべく少ない方から使うよう心がけていたケド(その分、ペーパーを取り替える確率が上がったが)。
「次のお客様のために」というか、掃除の業者側の怠慢にも思える。


「次のお客様のために少ない方からお使い下さいぃ〜?ハァ?
なんで客が、掃除のおばちゃんの手間ひままで心配して、自分の使うトイレットペーパー選ぶ権利を奪われなきゃいけないんだよッ!!」って、マイクを床に叩きつけたりして(摩邪風)。


でも、4つも設置しておいて4つともトイレットペーパーがなくなってしまうまで掃除に来ないつもりなの?
だけど、あとちょっとでなくなりそうなペーパーには手を伸ばさず新しい方を使いたくなるのが人間の心情かもね。

ホテルなんかのトイレットペーパーなんてのは、常に新しい状態をキープするため、残り少ないペーパーは裏方で使用している、なんて話も聞いたことあるけど、スーパーマーケットのトイレでそこまで求めるにはムリがあるのかもね。

だいたい、話は変わるけど、電車のシルバーシートの注意書きも、なんか冷たい感じがするのだよね。
「お年寄りやお体の不自由な方に席をお譲り下さい。」って。
お譲り〜ってフレーズがなんとも。譲るもなにもねぇ。
私鉄だったか、英語で「あなたの親切に感謝します」みたいなフレーズで表記されてあって、こっちの方が断然印象よいわ、と感心したことがあった。
日本生命のCMの文章も、なんかよい感じなので、ここはひとつ、谷川俊太郎あたりの詩人さんとかコピーライターなんかにお願いして、よいキャッチフレーズを作ってもらっては?それか、やくみつるがマンガ描いて車内のマナー川柳なんて募集してる京王線みたいに感じの良いキャッチコピー募集してみるとか。
同じコトを言ってるのだとしても、言葉が違うと印象の受け取り方も随分違ってくるよね。言葉って大事だね。