【番外編】


【番外編】

今回、「ひなあられ」をいろいろ調べていくなかで知りえた情報で興味深いものを載せてみることにする。

1.せんべいとあられ・おかきのちがいって?


「せんべい・おかき・あられ」のちがいについても調べてみると
まず第一に、原材料がちがう。

 ○せんべい−うるち米
 ○おかき −もち米
 ○あられ −もち米

そしたら、「せんべい対おかき・あられ」の構図ができあがってくるが(勝手に)
では、「おかきとあられ」のちがいは???

単に大きさが小粒なもの−あられ、大粒なもの−おかきという説もあるけど、
亀田製菓のホームページの説明によると

あられ
一部引用

 古くは奈良時代に「あられもち」の名が文献に見えますが、これは干したもち米を煎(い)ったものです。煎る時に音をたて、はね、ふくれるようすが「あられ」に似ていることから名づけられました。江戸時代以降はもちを小さく切って乾燥させた後、煎ってふくらませ、砂糖、しょうゆで味つけしたものになりました。

ということで、あられはもともと、もち米そのままの形だから、関東風「ひなあられ」で食べられてるまさにあれそのもの。ただ甘いだけ。

おかきはたぶん「かきもち」と同じことだと思うけど(地方によって名称がちがうだけ?)

かきもち(おかき)
一部引用

 もとは、正月のそなえ餅(鏡餅)を、正月11日の鏡開き(武家では具足開きともいわれた)のときに刀で切ることを忌(い)み嫌い、手や鎚(つち)で欠き割ったのがしきたりとなり、欠餅(かきもち)の名がおこりました。のちには掻餅(かきもち)として、新たにこれのみをつくるようになりました。

鏡餅に関係あっただなんてね。

あられとおかきは、もとは製法自体にもちがいがあって、そのため大きさもちがったけれど、今はあられもおかきもほぼ同じ製法でつくられているのかな。

簡単にいえば、あられはもち米の形をしている小さなもので、おかきはもち米から作ったおもちを割って作ったものだから、少し大きい、ということ。